つれづれ日記 − “ちの”と“河原林さん” [97/03/03]

私のあだ名は“ちの”です。これは、中学生の頃からずっと使っているあだ名です。小学生の時は“きの”と呼ばれていました。旧姓が“木下”だったので、それを短くしてそうなっていたのです。中学のころ、変なあだ名を付けるのが流行っていて、“きの”から“ちの”に変化したんだと思います(自分でもあまりよく覚えてないのですが)。

ところで、今、私は“河原林さん”です。これが結構奇妙なのです。確かに私は“河原林さん”であることを自覚しているんです。電話をとるときにも「はい、河原林です」って言うし、名前を書くときも「河原林」って書くし…。でも「河原林さん」って呼ばれたときに、ほんのちょっとだけ変な感じがするんです。自分じゃないような、そんな気がするんです。“河原林さん”になってからずいぶん経つのに、どうしても、ほんの少しだけ、違う感じがするんです。

かといって、すでに“木下さん”でもないのです。「木下さん」と昔の友達に呼ばれれば「は〜い」って応えると思うんですけど、これは「河原林さん」と呼ばれたときより、ずっとたくさん変な感じがするんです。やっぱり自分じゃないんです。

じゃ、私は「何さん」なんでしょう?

妙ですよね。名前はちゃんとあるのに、本当の名前じゃないような気がするんですから。

結局、私は“ちの”なんです。
ずっとずっと。ずっと、使っていていい名前なんです。
この名前には、一生違和感を感じないでしょう。

だから、みんな、私のことを“ちの”て呼んでくださいね。


←安いけど高い壁掛け つれづれ一覧 伝統文化?→