つれづれ日記 − 地下鉄の券売機 [96/10/23]
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昔と比べると、“機械”は人にやさしくなったかもしれない。
でも、ちょっとした配慮が欠けているために、とても使いにくい機械が まだまだたくさんある。 いつも腹が立つのは、私が使っている地下鉄の駅、そう、 半蔵門駅の番町方面出口の券売機。 例えば、渋谷までの 回数券を買うために5千円札を入れる。「回数券」のボタンと 「1600(円)」のボタンを押すと、かしゃかしゃと音がして、 “ただいま発券中です”などと言っている。 私は、おつりをしまうために左手に財布を持ったまま、 右手で出てくるはずの切符とおつりを待っている。 発券枚数のデジタル表示が1つずつ増えていき、11になったとき、 回数券と千円札3枚と100円玉4枚が いっぺんにでてくるのだ。 いったい、どうやって全部をいっぺんに取ったらいいんだ? 後ろに人が並んでいれば、早くその場をどいてあげたいと思うだろう。 もし、悪い人が狙っていれば、どれかをひったくられる可能性だってある。 でも、3つもいっぺんに出てこられたら、お札を財布の札入れに入れ、 100円玉を小銭入れにいれ、そして回数券を取る、と3つの動作を しなくてはならない。おまけに、左手に財布を持ったまま、 11枚の回数券を右手に持たねばならず、券売機の列を離れてからも 回数券を落とさないように財布をしまうのに一苦労なのだ! すべての券売機がそうかというと、そうじゃない。 東横線の渋谷駅の回数券の券売機はずいぶん賢い。 発券しているあいだにおつりが先に出てくるのだから…。回数券が出てくる前に おつりを財布にしまい、財布をバッグにしまう。だから、 発券が終わった次の瞬間には、回数券を受け取って券売機の列から 離れられる。 これだって十分めんどうなんだけどね。 ほんの些細なことだけれど、こうやって人間はキカイに調教されて しまうのかもしれない…。 |
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